2008年10月17日金曜日

12.百済ってどうしてくだらなの?

このブログでもよく出てくる百済。 読みは、くだら。 ところがこれは韓国語の発音ではありません。
韓国語では、ペクチェ(백제) 日本語の音読みでの ヒャクサイ と似ていますね。それでは、ペクチェ でも ヒャクサイ でもない読み方 クダラ とはどこから来たのでしょうか?
実はこれは、韓国語の クンナラ (큰나라 : 大きい国の意) が語源となっています。 奈良県のナラは韓国語で国を表すことはよく知られています。そう古代大和朝廷のあった場所がまさにナラです。
韓国では、長男を クナドル 、お父さん(アボジ)の兄を クナボジ 、本家を クンチプ というように長家の伝統を頭に クン(큰) を付けて表現します。
当時の渡来人たちが、何処から来たのと聞かれたら クンナラ から来たと答えて、百済を クダラ と呼ぶようになったというのはなんら不思議でもありません。ちなみに、韓国忠清南道の扶余、広州一帯では毎年10月初旬に百済文化祭が10日間ほどありますが今年のテーマは 「交流王国 700年 大百済」 でした。  http://www.baekje.org/

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