2010年12月23日木曜日

91.風水都市 京都 (その1)

桓武天皇が都を京都の平安京に移したのは、西暦794年。なくよウグイスとか、お寺なくしてとかで覚えましたっけ。

平安京の造築にあたって助けとなったのは、その以前からこの地に住んでいた有力豪族の秦氏と賀茂氏です。

秦氏は弓月君を祖とする渡来系豪族、京都には太秦の名前で残っています。滋賀では秦荘町。その名前が消えたことは残念ですが、愛知郡愛荘町の宇曽川ダムの周辺には依智秦氏由来の古墳等が多く残っています。(宇曽川の由来は運送川 운송 ウンソンではないでしょうか?)

賀茂氏は葵祭など神社系の伝統がある豪族ですが、こちらも秦氏と祖を同じくするという説もあるくらい渡来系であると思われます。神武天皇を導いた八咫烏の化身です。また、陰陽道の阿倍晴明は賀茂忠行の弟子。

これらの豪族は、水を治める技術を持っていました。
http://www.kappa-kyoto.vis.ne.jp/bunka/kamosi.html 
そうして、風水的にこの地が素晴らしいと見ていたのでしょう。

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