2015年2月13日金曜日

296.老蘇の森(国史跡)と奥石神社(延喜式内社)


先日の建国記念の日に奥石神社に行ってまいりました。

老蘇と書いておいそ奥石とかいてもおいそと読むそうです。

“今から2250年前、孝霊天皇のとき、この地一帯は、地裂け水湧いて、

とても人の住む所ではなかったが、石辺大連(いそべおおむらじ)という人が

神の助けを得てこの地に松・杉・桧を植えたところ、たちまち大森林になった

と伝えられています。又、この森は、万葉の時代から世の移り変わりとともに

数々の歌に詠まれている名高い森であります。

 この森深く鎮まります奥石神社は、由緒ある名社として延喜式神名帳に載せ

られているのは、繖山(きぬがさやま)を御神体とする最も古く原始的、根元的

な神社であったため、と言われています。”

たねやの本拠地近江八幡市に1月オープンしたラコリーナ近江八幡には、

この日も大勢の人たちがお目当てのお菓子のために列をなし、観光バスまで

押しかけるあり様でしたが、こちらの奥石神社は建国記念の日であるにもかか

わらず立ち寄る人もほとんど居ませんでした。ただ、午後3時には宮司さんが

お二人で祭祀をあげられひっそりとした中に荘厳な時間が流れていました。

 孝霊天皇について調べてみると欠史八代の七代目天皇とあり、黒田庵戸宮、

軽野境原宮等なんとなく聞いたことのあるような地名に出会い懐かしさを

感じるのは私だけでしょうか?

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