2009年9月30日水曜日

34.말이 씨가 된다.

말이 씨가 된다.
これは、<말(言葉)が、씨(種)になる>という意味です。
わたしたちは日常生活で、危険を予知して、「池に近づいたら、はまるよ。」とか何かに「ぶつかるぞ。」というような表現で、相手に注意を促すことが有ります。
しかし、韓国では、このような表現を忌みきらいます。
まだ起こっていない事柄を起こるかのように言うなということです。
口から出た言葉は、種となって植えられやがて芽が出て、成長し花がさいて、実を結ぶ。
というように考え、良くない表現をつつしむ。そうして、いい言葉だけ使うようにする。
日本でもよく似たことわざが有りましたね。「口は災いのもと」ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが・・・。
ともあれ、韓民族の恨(ハン)の歴史がつくりだした民族の知恵と言えるのではないでしょうか。

Ps:よく似た言葉に 말씨가 곱다. というのがありますが、これは、<ことばつきがきれいだ>という意味です。

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