いぬかみのとこのやまなるいさやかは
いさとを聞こせ我が名告らすな
~万葉集11巻2710番歌~
聞かれても知らないとおっしゃってください。
私の名は伏せておいてくださいね。
枕詞よりも長く、使い方が固定的でない序詞
(じょし、じょことば)というそうです。
知らない、分からないという意味の「いさ」を導く
為に詠まれたのだそうです。
万葉の時代においてもどこの山なのか何という河な
のか知らないという序詞になるくらい歴史的なある
ものとはいったい何だったのでしょうか?
また、その山を大堀山、その川を芹川と決めつけた
後の世の方々の根拠は何だったのでしょうか。
また、牛頭天王さんは672年7月の壬申の乱を
ご覧になっておられたのでしょうか?
室町時代の1334~1338年間に「いさや川」
の氾濫があったとの記録があるそうです。
かごめ、かごめ籠の中の鳥はいついつでやる…
もうそろそろ出てきてください、牛頭天王さん!
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