このブログも回を重ねる事、前回で600回。その
テーマである「飛鳥時代の前の時代って何時代?」
の中で飛鳥への最初の渡来人は檜隈民使博徳(ひの
くまたみのつかいひろとく)とありました。火の国
熊本から瀬戸内海を通ってやってきた新羅からの渡
来人の模様です。天文、航海の技術は新羅、建築技
術は高句麗、製鉄の技術は伽耶が長けていました。
百済からは538年に聖王が仏教を伝え、物部氏に
勝利した蘇我馬子が飛鳥寺を596年に建立して名
を法興寺、元興寺と呼んだ。本尊の飛鳥大仏は止利
仏師による日本最古の仏像だそうです。
推古天皇以降の飛鳥時代の歴史は詳細に研究されて
いるにもかかわらずその前の時代はというと古墳時
代であるとか漠然とした答えしか返ってきません。
記録に無い、或いはかき消された歴史を辿ることに
はとても興味が湧きます。ルーツを訪ねる旅も還暦
を越えて「始動者」として近江の国、犬上の地から
発信して行こうと思います。
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