2012年も残り1週間となって1年を振り返ってみると、
東日本大震災から1年が経ち、
原発の問題と電力供給のバランスの問題に対して、
消費税増税の問題について等、様々な主張が飛び交い
その総決算ともいうべき衆議院の総選挙がなされました。
結果は、自民党の大躍進。
第2次安倍内閣の誕生という流れとなりました。
永くつづくデフレからの脱却のための政治主導の姿勢が株価を押し上げ
円安傾向となり国民の期待するところとなりました。
対外的には、李明博大統領の竹島(独島)訪問を契機とした日韓関係の悪化、
中国の尖閣諸島に対する抗議行動と今もつづく緊張。
北朝鮮のミサイル発射にみられる金正日から金正恩への体制移行の安定。
米、中、韓、日の首脳選挙と交代劇。
日本と韓国においては、対外的に強い指導者を求める民意となったのでは
ないでしょうか。
いずれにせよ新しい年には、民意で決まった国家元首たちが、
さまざまに浮き上がってきた問題をふまえてそれらの解決に向け
前向きに取り組んでいくことだろうと思います。
45.シクラメン |