2014年10月27日月曜日

283.たから物語


僕の宝物というように、お宝というものの価値観は様々です。

漢字では、ウかんむりに玉と書きますから、家の中に大切にしまった宝石。

昔の字では、寶。玉の他に、缶や貝。財宝を意味します。

では、この「たから」の語源は何でしょうか?

なぜ、たからと読むのでしょうか?

宝神社と検索すると、佐賀県唐津市の宝当神社が出てきました。

まさしく宝の島?高島にあります。

また、福岡県久留米市には、筑紫の国一宮、高良(こうら)大社

があります。

こちらは、1600年の歴史を持つ由緒ある神社ですが、高良の由来は

高牟礼から音が転じたとの説があります。高句麗(コグリョ)から

来ているとの推測はたやすいことです。

異国の兵が筑紫に攻め込んだとき、神功皇后が西に下って追い返され

高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)を祀られたとあります。

父を息長宿禰王、母を葛城高顙姫にもつ神功皇后(じんぐうこうごう)

が西に下って平定され、高良玉垂命神社ができたということです。


以前にこのブログのNo.3で「百済にあらずんばくだらない」

と書いたことがありますが、

高良から来たものが「たからもの」だったのでしょうね。

きっと・・・。

それから、甲良町下之郷の鎮守の森が桂城神社ということを付け加えて

おきます。

http://shimonogo.under.jp/index.html








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