2021年6月13日日曜日

443. 水無月 水の月 田んぼに水を入れる月

古代から 農耕民族にとって水の管理、即ち灌漑の技術は

重要なことでした。

6月は水無月、水の月で田んぼに水を入れる月だそうです。

今年は気象庁観測以来最速で5月に近畿、東海地方まで

梅雨入りが発表されましたがその後はあまり雨の少ない

梅雨となっているようです。

5世紀の渡来系古墳が群集している滋賀県愛知郡愛荘町

(旧秦荘町)は文字通り依智秦氏の里です。

鈴鹿山脈から流れ出る水は宇曽川となって緩やかな流れが

琵琶湖へと続きます。

ひらかなの“”と“”の元の漢字の宇曽と書きます。

こちらは運送川、韓国語の운송(ウンソン)から来ている

ことは明白です。

秦勝鳥の名前は田んぼの畔作りの作業“かっとり”として

今も受け継がれています。悠久の歴史のなかで変わらずに

受け伝えられてきたものがありますね。

やがて大和朝廷が平安京に遷都されると秦河勝がその功績

によって太秦の称号を与えられました。


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