古代から 農耕民族にとって水の管理、即ち灌漑の技
術は重要なことでした。
6月は水無月、水の月で田んぼに水を入れる月だそ
うです。今年は気象庁観測以来最速で5月に近畿、
東海地方まで梅雨入りが発表されましたがその後は
あまり雨の少ない梅雨となっているようです。
5世紀の渡来系古墳が群集している滋賀県愛知郡愛
荘町(旧秦荘町)は文字通り依智秦氏の里です。
鈴鹿山脈から流れ出る水は宇曽川となって緩やかな
流れが琵琶湖へと続きます。
ひらかなの「う」と「そ」の元の漢字である宇曽と
書きます。こちらは運送川、韓国語の운송(ウンソ
ン)から来ていることは明白です。
秦勝鳥の名前は田んぼの畔作りの作業「かっとり」
として今も受け継がれています。悠久の歴史のなか
で変わらずに受け伝えられてきたものですね。
やがて大和朝廷が平安京に遷都されると秦河勝は、
その功績によって太秦の称号を与えられました。
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