2021年11月10日水曜日

456. 二者択一でしか見ない日本の偏向報道

 韓国大統領選挙の候補者について日本に入ってくる情報

にはものすごい偏りがあるように見えます。

与党「ともに民主党」候補の李在明・前京畿道知事か、

保守系野党「国民の力」の尹錫悦・前検事総長かの二択

の構図でしか語られていません。

果たして韓国の国民は今の様々な内外の課題解決を託す

大統領としてこの二人の中から一人を選ぶということが

できるのでしょうか。

それぞれの党内で統一候補として選ばれるまで韓国内では

その言動、経歴、軍隊等について候補者同士の討論会が

多数開かれ国民はその内容について聞き及んでいます。

その結果選ばれたはずの二人ではありますが、国民は何か

物足りなさを感じているのが実情です。

時代精神(ツァイトガイスト)という言葉が韓国において

討論のキーワードとして語られていました。

コロナ以降の時代、様々な課題を抱える国であるがゆえに

強力な指導者を待ち望む声が民衆の中から湧き上がる兆し

が見え隠れしています。

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