見ざる、聞かざる、言わざるの三猿と言えば日光の
東照宮が有名です。
この日光東照宮の作事方大棟梁即ち、大工の棟梁が
甲良豊後守宗廣で、藤堂高虎、佐々木道誉とともに
甲良三大偉人とされています。
藤堂高虎は城造りの名人として有名になりましたが
百済系の近江商人とは少し違った高句麗系の技術者
集団のDNAが生き続けているようです。
建部氏、甲良氏がその名残です。
さて、見ざる、聞かざる、言わざるの三猿さん達。
もともとはしざると合わせて四猿というそうです。
目はひとの非を見ず、耳はひとの非を聞かず、口は
ひとの過ちを言わずだそうです。
聖人の域ということろでしょうか。
最近の世の中には認知症という病気がはやっていま
すが、この症状の方は既にこの域に達しておられる
のかも知れません。普通に認知機能があるが故の患
わしさ、息苦しさ…生きにくい世の中になってきて
いるのかも知れません。
自分に都合の悪いことは見て見ぬふり、聞いても聞
かなぬふり、そして口にして言わない三猿さんには
よくお目にかかりますけど~。
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