先週末にとても衝撃的な事件が起こりました。
参議院選の応援遊説中に手製の銃により狙撃された
安倍元総理の死は日本にとっての大きな損害と言え
ます。衷心よりお悔やみ申し上げます。
様々な状況が重ならなければあり得ないようなこと
がいとも簡単に成し遂げられてしまった。
3年前の京都アニメーションの放火事件(36人死亡
34人負傷)はまだ記憶に新しいが、6年前の相模原
の障碍者施設入所者殺傷事件(19人死亡、26人重
軽傷)はもう忘れ去られようとしている。
いずれも参議院選挙を前後して起きた戦慄の走るよ
うな大事件である。
参議院選挙に懸ける人々とは、あまりにも現実的に
かけ離れたところで、社会に渦巻く矛盾と現状打破
できない社会病理が潜んでいると言うしかない。
日本の若者の死亡率第1位は自殺で先進国において
第1位だそうである。
人口減少の原因は、子供を産まない事に間違いない
が、先ず結婚しない人が多いということ。
結婚に希望を見いだせない事、経済的に将来に自信
を持てない事等が原因であるとも言われる。
韓国の社会学者が今の時代に結婚して子供を産むと
いうことは得策ではないから、人々は賢明になって
結婚しなくなった。これは人類の進化の賜物である
と講演で話しているのをユーチューブで見ました。
高金利、高物価、低景気、低賃金、低生産これに輪
をかけてのコロナ禍の自粛ムードと、対人関係の距
離置きとアクリル板の世界。
選挙で勝利した自民党はこれらの現状をどれくらい
汲み取ってくれるのでしょうか。
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