文化の秋、彦根南ロータリークラブ主催の講演会に
行って来ました。城郭考古学者の千田嘉博先生のご
講演に、彦根文化プラザのグランドホールは熱心な
歴史愛好家の方々で満席でした。彦根城の普遍的価
値を再認識すると共に、世界の古城を巡って来られ
た先生独自の視点で、究極の城の形である、とも語
られました。彦根城世界遺産登録に向け2023年
9月、ユネスコに彦根城の事前評価申請書を提出。
最短で2027年の登録を目指して、その気運が高
まってきています。彦根城の膝元には、江戸城や日
光東照宮を建てた大工棟梁の甲良宗廣や藤堂高虎が
居ました。甲良町法養寺には甲良豊後守宗廣記念館
があり、同町在士には高虎の生家があります。コマ
ジャク(高麗尺)の3間で建てられた国宝西明寺本
堂の価値は未だ実証されていませんが、研究が進む
につれて自ずと顕れて来るものと思われます。
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