2025年1月24日金曜日

609. 琵琶湖の名前の由来と比婆神社

滋賀県という県名よりも県庁所在地の大津市よりも

有名な琵琶湖。日本最大の淡水湖で400万年の歴

史をもつそうです。60種超の固有種が生息し、近

畿1450万人の生活や産業の発展に欠かせない資

産。面積は約670平方キロ、一周約200キロ。

深さ104m南北60キロ、東西最大幅20キロ。

水の量およそ275億トン。淀川流域1450万人

が使う水の量の約11年分だそうです。

ではこの琵琶湖の名前は誰が付けたのでしょうか。

琵琶はペルシアを起源とする東洋の弦楽器でシルク

ロードを経て伝わった模様です。果物のびわは枇杷

と書きます。こちらは中国原産。枇杷の形から琵琶

の名前がついて、その形から琵琶湖と呼ばれたので

しょうね。

彦根市の国道8号線を走ると鳥居本辺りに比婆神社

と書かれた大きな看板があります。いまや廃村とな

った彦根市男鬼集落と比婆山、比婆神社。


ちなみに琵琶も枇杷も韓国語で비파(ピパ)と発音

します。ビバシティ彦根。隣が平和堂の本社です。

比婆神社はイザナミノミコトを祀り山頂には岩窟が

あります。興味深いことには広島にも比婆山があっ

て、こちらは出雲の国との境で、イザナミノミコト

の御陵とされています。周辺の旧地名を調べて見る

比婆郡比和町とか高田郡高宮町とか同甲田町とか

石丸伸二さんの安芸高田市の名称が出てきました。

神楽が有名みたいです。

「お伊勢行くならお多賀へ参れ。お伊勢お多賀の子

じゃないか。」と歌われる多賀大社の大鳥居は、彦

根市高宮町の旧中山道沿いに鎮座しています。急に

親近感が湧くのは私だけでしょうか?




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