滋賀県という県名よりも県庁所在地の大津市よりも
有名な琵琶湖。日本最大の淡水湖で400万年の歴
史をもつそうです。60種超の固有種が生息し、近
畿1450万人の生活や産業の発展に欠かせない資
産。面積は約670平方キロ、一周約200キロ。
深さ104m南北60キロ、東西最大幅20キロ。
水の量およそ275億トン。淀川流域1450万人
が使う水の量の約11年分だそうです。
ではこの琵琶湖の名前は誰が付けたのでしょうか。
琵琶はペルシアを起源とする東洋の弦楽器でシルク
ロードを経て伝わった模様です。果物のびわは枇杷
と書きます。こちらは中国原産。枇杷の形から琵琶
の名前がついて、その形から琵琶湖と呼ばれたので
しょうね。
彦根市の国道8号線を走ると鳥居本辺りに比婆神社
と書かれた大きな看板があります。いまや廃村とな
った彦根市男鬼集落と比婆山、比婆神社。
ちなみに琵琶も枇杷も韓国語で비파(ピパ)と発音
します。ビバシティ彦根。隣が平和堂の本社です。
比婆神社はイザナミノミコトを祀り山頂には岩窟が
あります。興味深いことには広島にも比婆山があっ
て、こちらは出雲の国との境で、イザナミノミコト
の御陵とされています。周辺の旧地名を調べて見る
と比婆郡比和町とか高田郡高宮町とか同甲田町とか
石丸伸二さんの安芸高田市の名称が出てきました。
神楽が有名みたいです。
「お伊勢行くならお多賀へ参れ。お伊勢お多賀の子
じゃないか。」と歌われる多賀大社の大鳥居は、彦
根市高宮町の旧中山道沿いに鎮座しています。急に
親近感が湧くのは私だけでしょうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿