2024年6月18日火曜日

581. 濁音が発達した日本語

読売新聞一面の下にある編集手帳欄に「濁音を含ん

だ言葉は、不快な感じや大きさを表す効果がありそ

うだ。」とありました。サラサラとザラザラ、コロ

コロとゴロゴロ。公明党が「自民党はグズグズして

いるから、選挙でドンドン負けた。」として最後に

濁音のない不快感を表す言葉としてイライラで締め

くくってありました。

朝鮮半島から文化と共に言葉も伝わった時代以降、

半島ではパッチムが発達し、日本では濁音が発達し

たように思えます。

韓国語では、初音にㄱㄷㅂㅈが来るとカタパチャの

音か、ガダバジャの音か区別出来ません。それで、

姓においては金、高、朴、鄭さんなどはキム、コ、

パク、チョンと発音しますが、地名においては、

金浦Gimpo、大田Dejon、釜山Busan、済州Jeju

という様に表記します。そこには、日本に於ける不

快な表現のイメージは全くなくて、むしろ、激音の

ㅋㅌㅍㅊㅎの方が私たちの耳には、強烈な印象があ

ります。

韓国語、滋賀/長浜・ひこね: 11.日本語のルーツをさぐったら・・・ (han-guru.blogspot.com)

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