読売新聞一面の下にある編集手帳欄に「濁音を含ん
だ言葉は、不快な感じや大きさを表す効果がありそ
うだ。」とありました。サラサラとザラザラ、コロ
コロとゴロゴロ。公明党が「自民党はグズグズして
いるから、選挙でドンドン負けた。」として最後に
濁音のない不快感を表す言葉としてイライラで締め
くくってありました。
朝鮮半島から文化と共に言葉も伝わった時代以降、
半島ではパッチムが発達し、日本では濁音が発達し
たように思えます。
韓国語では、初音にㄱㄷㅂㅈが来るとカタパチャの
音か、ガダバジャの音か区別出来ません。それで、
姓においては金、高、朴、鄭さんなどはキム、コ、
パク、チョンと発音しますが、地名においては、
金浦Gimpo、大田Dejon、釜山Busan、済州Jeju
という様に表記します。そこには、日本に於ける不
快な表現のイメージは全くなくて、むしろ、激音の
ㅋㅌㅍㅊㅎの方が私たちの耳には、強烈な印象があ
ります。
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