2011年2月1日火曜日

100.とうとう100です。

韓国や中国では旧暦のお正月をお祝いします。
새해 복 많이 받으세요.

2月3日は陰暦1月1日です。
新しい年を迎えて歳をひとつとり、昨年生まれた子は、数え年で2歳となります。
 
日本ではもう数え年で年齢をいうことは無くなったように思えます。
韓国の人と年齢の話をする時は、当然のごとく数え年で答えてくれますから “何年生まれ?”と聞かないと煙に巻かれた話のようになってしまいます。

学校は6・3・3・4年制で日本と同じです。
ただ、教育に対する親の意識は高く4年制大学への進学率は80パーセント以上といいますから日本の比ではありません。
先日、ホームステイで、友人宅に泊まりに来た男子高校生も韓国の高校生はかわいそうだと自ら嘆いていました。
日本のように、ほとんどの学生が何らかの部活動をやっているということを理解するのは難しいことでしょう。

また、80%の大学進学率は大学卒業後の就職における競争を過激にし、学生時代に海外留学をしたり、あるいは大学院まで勉強したりと+αの何かがないと就職もおぼつかない状況になってしまう。そのため、高卒者の募集のところに大卒と言わずに応募して就職する人もいるのが現状のようです。
海外留学はドラマだけの話ではありません。先述の男子高校生の兄もオーストラリアに留学中だとのことでした。

日本における少子化の原因は、晩産化、無産化(晩婚化、未婚・非婚化)ということを聞いたことがあります。
一方、韓国におけるそれは、あまりにもお金のかかる(お金をかける?)教育費に因があるようで、ひとりの子供にかける親の期待の裏返しと言えるようです。
そういう意味で、中国とはまた違った一人っ子政策と言えるのかも知れません。

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