ロゴス、言葉は自分の考えを伝える手段です。
このことについて韓国のユーチューブで、興味深い
名言を拾ってきました。
「脳は自分と他人を区別できない」人間の脳は人類の進化発展に寄与して高度文明社会
を形成してきた。そんな私たちの脳が自分と他人を
区別できないとはどういうことなのでしょうか。
他人のことを罵ったり恨むような言葉を発する時、
脳は自身に発せられた言葉だと理解するというので
す。即ち、「バカ、そんなことも出来ないのか」と
いうような言葉を他人に投げかけると、脳はそれを
自分のことと理解し私はバカだ、そんなことも出来
ない人間なのだと考える。
反対に、他人を褒めたり賞賛すると自分が褒められ
ていると理解する。
自分にいいことは少ないけれども、他人のいい所、
良かったことを一緒になって良かった良かった言っ
て喜ぶと、脳からは良いホルモンが分泌され健康に
なっていくといいます(代理満足)。
以前から言葉の重要性については
말 씨가 된다 (言葉が種になる)
…植えた通りの実を結ぶという意、とか
日本語では、売り言葉に買い言葉(負の増幅反応)
といいますが韓国語では、
가는 말이 고와야 오는 말이 곱다(投げかけが
可愛ければ戻って來る言葉もかわいい)というよう
に良い言葉を極力使う意識があります。
損害保険の仕事をする私などは、リスク管理の観点
から危ない、ぶつかる、そんなことをしたら怪我を
するなどという言葉がつい口から出てくるのですが
言葉には魂が宿ると考えてそういう言葉を極力避け
ようとする傾向が韓国人にはあるように思います。
脳の話に戻ります。投げかける言葉、また言葉には
しなくても、思いの世界においても、他人に対する
接し方が주다(やる、もらう両方の意)と同じよう
に親の目線、天からの目線で相手を見ることが出来
れば問題は起きないのでしょうが・・・
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