三月に入りました。
3月9日投票の韓国第20代大統領選挙まで秒読みの段階です。
日本に入ってくる情報は未だに与野党の一騎打ちプラス2名の構図
です。韓国ギャラップ、リアルメーターといった世論調査会社のデ
ータをもとにしたマスコミの資料が伝えられています。
ここには、昨年12月初旬に5.6%で支持率が3位だった許京寧候補の
名前が一切上がってきません。何か大失敗でもやらかした訳でもない
のに世論調査会社の選択肢から外され支持率1%に満たない候補者の
名を挙げても許京寧候補の名は消されている世論調査です。これは
もう世論調査というよりは輿論操作の域に入っています。
韓国語では調査の「調」の文字と操作の「操」の文字はともに「조」
でチョと発音します。調べているとは名ばかりで実は操っている。
韓国中央選挙管理委員会は1月15日から2月15日の1か月間の世論調
査結果をもとに公開討論会を実施しています。4者討論会のメンバー
の選挙公約のポイントは本来、許京寧候補が3度の大統領選挙出馬に
あたり言い続けている公約の一部です。12月初旬の段階では選択肢に
あった許京寧候補が支持率3位だったのに、そのまま行くと公開討論
に許京寧候補が入ってくる可能性があるとみた何者かが介在し、それ
以降の世論調査ではどの会社も一斉に許京寧候補の名前を選択肢から
除外してしまいました。私たちが様々なニュースで見せられているの
はその切り取られたフレームの記事ばかりです。与野党にとっても、
その他の候補やマスコミ、選管、司法当局にとっても都合のいいフレ
ームなので許京寧候補が何度抗議をしても聞かれずこのことがまかり
通ってしまいました。このウクライナ情勢にも劣らない摩訶不思議な
事件。不正、腐敗、不平等に対して大韓民国の国民はどのような判断
を下すのでしょうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿