ハルマゲドン、ノストラダムスの大予言、1999年
こういう言葉が飛び交う時代と、今の世界の情勢は
リンクしているように思えてなりません。
ロシア・ウクライナ戦争、北朝鮮の挑発行為、更に
は世界的な異常気象、終わりの見えないコロナウイ
ルスによる停滞感。
このような艱難辛苦の時代にオウム真理教、旧統一
教会等の過激な活動がなされ、その背景には切実な
メシアに対する思いがありました。
しかし、それらは日本では根付かなかった。
何故なら、世界中に様々な神話があり起源について
伝えられていますが、日本神話には世界の終わり、
即ち「終末」が描かれていない。その象徴が国生み
神話において天上の神々がイザナギ・イザナミに語
った「くらげなす漂える国を、修め、つくり、固め
成せ(修理固成)」という言葉だそうです。
日本神話において、人間は神々の子孫です。
そこには堕落もなく終末もありません。
しかし、多様性の時代、日本人の中にも終末を感じ
メシアの再臨を願う人も当然出てきます。
仏教でいうところの弥勒菩薩の出現を待ち望む声も
あります。そういう時代だからこそ、インドのタゴ
ールのいう言葉の重みを嚙み締めます。
「自己中心の文明は隣の国民を焼き尽くす武器を発
明するようになる。くれぐれも『人類は戦わず』を
守るべきだ。」
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