2024年3月25日月曜日

572. 西明寺の2匹の黒猫

ドジャーズの大谷祥平の愛犬はデコピン君ですが、

滋賀県犬上郡甲良町池寺にある龍應山西明寺には、

空(クウ)と玄(クロ)という2匹の黒猫がいるそ

うで、あの有名な平凡社のweb太陽にも掲載され

たとのことです。

西明寺と言えば南から百済寺、金剛輪寺と並び湖東

三山の古刹として国宝の本堂と三重塔が有名ですが

中でも国宝第1号指定の本堂には、飛鳥時代のもの

と思われる仏画8体が柱に描かれており、また、当

初は高麗尺の3間で建てられて、その後5間、7間

へと増築されていったことが明らかになってきてい

ます。

これらの事実が韓国で知れ渡るようになれば、韓国

の歴史学者たちはこぞってこの地を訪れることにな

るでしょう。

先日、ドジャーズとパドレスの開幕試合があった韓

国を代表するの球場の名前を覚えていますか?

コチョク(고척/高尺)スカイドームです。

ソウル市九老区高尺の地名からとは言いますが、コ

チョクの意味は高句麗尺、即ち幻の長尺の意味で、

史跡を辿ると明らかにあるもののよくわからない尺

のことです。1尺の長さが35.6センチ。この寸

法は、日本に於いても律令制度が整った後の時代に

はあり得ない寸法なのです。

黒猫に誘われて西明寺の不断桜も合わせて見に行き

ましょう。

2024年3月10日日曜日

571. 平成13年(2001年)天皇陛下の記者会見

会見年月日:平成13年12月18日

宮殿 石橋の間

記者会見をなさる天皇陛下
記者会見をなさる天皇陛下
(写真:宮内庁)

宮内記者会代表質問

問3 世界的なイベントであるサッカーのワールドカップが来年,日本と韓国の共同開催で行われます。開催が近づくにつれ,両国の市民レベルの交流も活発化していますが,歴史的,地理的にも近い国である韓国に対し,陛下が持っておられる関心,思いなどをお聞かせください。
天皇陛下

日本と韓国との人々の間には,古くから深い交流があったことは,日本書紀などに詳しく記されています。韓国から移住した人々や,招へいされた人々によって,様々な文化や技術が伝えられました。宮内庁楽部の楽師の中には,当時の移住者の子孫で,代々楽師を務め,今も折々に雅楽を演奏している人があります。こうした文化や技術が,日本の人々の熱意と韓国の人々の友好的態度によって日本にもたらされたことは,幸いなことだったと思います。日本のその後の発展に,大きく寄与したことと思っています。私自身としては,桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると,続日本紀に記されていることに,韓国とのゆかりを感じています。武寧王は日本との関係が深く,この時以来,日本に五経博士が代々招へいされるようになりました。また,武寧王の子,聖明王は,日本に仏教を伝えたことで知られております。

しかし,残念なことに,韓国との交流は,このような交流ばかりではありませんでした。このことを,私どもは忘れてはならないと思います。

ワールドカップを控え,両国民の交流が盛んになってきていますが,それが良い方向に向かうためには,両国の人々が,それぞれの国が歩んできた道を,個々の出来事において正確に知ることに努め,個人個人として,互いの立場を理解していくことが大切と考えます。ワールドカップが両国民の協力により滞りなく行われ,このことを通して,両国民の間に理解と信頼感が深まることを願っております。


当時の陛下のお言葉の中にある五経博士が阿自岐氏や王仁博士です。さらに桓武天皇の生母は高野新笠(たかのにいがさ)ですが、愛発関であったであろう深坂峠には、笠朝臣金村が愛発山越をしたみ越路の手向けに立ちて- と歌が詠まれています。

塩津山 打ち越え行けば 我が乗れる 馬ぞつまづく 家恋ふらしも

また、紫式部が父藤原為時と共に越えた塩津山という道のいと繁きを賤の男のあやしきさまどもて「なほからき道なりや」といふを聞きて- と

知りぬらむ 行き来にならす塩津山 世にふる道は からきものぞと 

と詠んでいます。からき道とは、漢、韓、加羅来道、つらい、辛い道、塩辛いの意味ですね。





2024年3月9日土曜日

570. 愛発関、不破関、鈴鹿関の三関とは

長浜教室のさざなみホールの図書館で、長浜みーな

という冊子が目に留まった。海と湖を結ぶ交通の要

衝という題材で愛発関(あらちのせき)について書

かれていた。敦賀市が5年かけて探したが遺構が見

つからなかったとのこと。大宝律令によって制度が

確立された三関(愛発関、不破関、鈴鹿関)は、い

ずれも近江から越前、美濃、伊勢に出入りする経路

を指します。特に愛発関は、新羅や伽耶諸国からの

渡来人が来た道であり、余呉湖周辺に住んだ人たち

や琵琶湖の周囲に定住した人の中から逸材が都に馳

せ参じ、朝廷の難題解決者として遣隋使、遣唐使等

として犬上御田鋤、小野妹子、近江毛野、物部荒甲

等が活躍した模様です。菅原道真もそのDNAを持

つ逸材として京都の公家の養子となっていった。

しかしながら、それらの人たちの活躍の場は赴いた

先の任地であることから地元の人はその偉業につい

て知らない。家康に認められて、日光東照宮や江戸

城天守、増上寺等を建てた棟梁の甲良宗廣は、東京

都新宿区に市谷甲良町の名を残しましたが、晩年、

帰郷した時、甲良町法養寺の集落は水害で跡形も無

かったので、私財を全て百済寺復興に投じて仏門に

入ったと言われています。藤堂高虎と共に甲良三大

偉人に名を連ねています。


2024年3月8日金曜日

569. ユンソンニョル大統領の3.1演説

本年度も2月22日竹島の日、政府は島根県に閣僚

は送らず、内閣府政務官を派遣した。3月1日は、

韓国においては3.1節という国民の祝日で、植民地

時代の1919年の独立運動記念日です。

この日の声明において尹大統領は、昨年同様日関関

係の改善に前向きな発言のみとし、野党の反日を利

用した4月の国政選挙の戦略と対峙する姿勢を明確

にした。

与党国民の力の元代表イジュンソク氏と、ムンジェ

イン政権下の元首相イナギョン氏が合流して注目を

集めた改革新党は2週間で分裂して、保守と進歩の

2大政党に小さな衛星新党が出来て様々な思惑が飛

び交っています。朴正煕大統領の時代をどのように

評価するのか、歴史観が交錯する国民2分の選挙は、

4月10日が投開票日です。現在のねじれが解消でき

なければ、尹政権はますます難しい舵取りが予想さ

れます。



2024年2月23日金曜日

568. 古代史を紐解いて見えて来るもの

様々な時代的な恵沢により以前には知り得なかった
情報を容易く手に入れることができるようになりま
した。近江毛野(けな)と物部荒甲(あらかひ)。
この人たちはどこに住んでいたのだろうか?
古事記には物部荒甲とあるのに、敢えて物部麁鹿火
と書き、荒神山古墳や甲良氏の歴史を無視するかの
ような学者の姿勢には、愛想を尽かす思いでありま
す。特に物部荒甲は25代武烈天皇に仕え、継体天皇
を擁立したとか、大連として筑紫の国に赴き、任那
の割譲の件で百済、新羅と交渉し、磐井の乱を平定
し筑紫より以西を治めたという。
渡来人が持ち込んだ様々な技術や文物、その物の部
民が持ち込んだ文化が奈良の都に運ばれて行った。
神功皇后の三韓征伐のお話は伝説の域を脱せないが
神功皇后の父が息長宿祢で母が葛城高頼媛であるこ
とからも分かるように、近江の琵琶湖の北東地域に
住んでいた渡来系の人々が、筑紫の国に赴きその地
域を治めたことは高良大社が物語っている。
百済人阿自岐氏が新羅の案内を通じて日本海経由
で敦賀に降り立ち琵琶湖に入って、荒神山を目印に
犬上郡に入った。豊郷である。また、伽耶諸国から
の渡来人も敦賀を経てやってきた。
日本からの朝鮮半島へのルートは瀬戸内海経由が中
心。熟田津、牛窓等の湊を経て出ていった。
 熟田津に 船乗りせむと 月待てば 
   潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな -額田王-
渡来系氏族を、西漢氏(かわちのあやうじ)河内、
東漢氏(やまとのあやうじ)大和と表現するのは、
元はと言えば神功皇后の子である応神天皇の時代に
琵琶湖に降り立った阿自岐氏が左京(湖東)に、阿
自岐氏が連れて来た王仁博士が右京(湖西)に本拠
をおいて文化を伝えたことからはじまる。



さて、ここからは現代のお話です。
以前は在日というと韓国・朝鮮の人が主流でしたが
その後、日系ブラジル人の方がたくさん入って来ら
れて、滋賀県ではその数が9251人(R5,12末)だ
そうです。そして近年はベトナムからの技能実習生
が多くなって9585人(同)と昨年、外国人の人口
トップになったそうです。2050年までには人口が
激減と言われていますが、その解消方法はこのよう
な定住外国人の方々とうまく共生して暮らしていく
しかないと思われます。言葉の壁もさることながら
様々な文化の違いを理解し合おうとする努力は互い
に必要となってきます。
ひとくくりに外国人と言って、日本人とそれ以外と
いうような認識をするのでは先が思いやられます。

2024年2月17日土曜日

567. 異次元の少子化対策!❓❓

岸田総理の異次元の少子化対策。年収の壁を所得制

限なしで18才まで児童手当を戴けるそうな。

支援金制度で500円くらい負担が増えるが実質的に

は負担ゼロだそうな。



韓国の例を待たなくても、2020年の国勢調査段階

で15歳以上の人口から未婚・離婚死別を合わせた

独身人口を割り出すと、4930万人となり、

有配偶者は、6182万人で独身者が44%を占める。

さらに国立社会保障・人口問題研究所の2018年の

推計では、2040年には有配偶者53%独身者47%

に達するとされているそうです。

"このような事態は、1990年から2000年代前半の

団塊ジュニア世代の結婚出産時期の頃に対策を講じ

ておかなければならなかった。しかし、この時期は

就職氷河期が重なり、経済的な不安から未婚化が一

段と進んだ” とはある雑誌の記事です。

今閣議決定されていることは現実とは全く異った次

の少子化対策ではありませんか?

他にやることあるんじゃないの?

荒川先生は鋭い眼で世相を見ておられます。

異次元の少子化対策というのなら、岡山県でやられ

ている同窓会補助金のようなやり方のほうが先を見

据えた少子化対策であると思いますが如何でしょう

か。

2024年2月10日土曜日

566. Human Future and Security Safety

ややもすると目先の問題の解決のみに走ってしまい

そうになる問題山積のこのご時世にあって、見失っ

てしまってはならない事柄について考えてみたいと

思います。

人の未来と安全安心。どこかのキャッチコピーの様

ではありますが、そのために何ができるのかを考え

ることが前提条件となって、時系列を追って目先の

問題から解決していかなければならないのだと思い

ます。

本日、2024年2月10日は旧暦の1月1日ソルラル

(설날)です。

새해를 맞이하여 복 많은 한해가 되길 기원합니다.

히코냥

韓国では4月10日の国政選挙に向けて与党"国民の

力”の元代表李俊錫(イ・ジュンソク)氏と文在寅

政権時代の元国務総理李洛淵(イ・ナギョン)氏

が与野党の垣根を越えて、第3勢力の結集をはか

っています。更に許京寧(ホ・キョンヨン)氏の

動向も含めて韓国から目が離せません。