韓国第20代大統領選挙まで1か月半を残してようやく新しい兆しが
見えてきました。
1965年に日韓基本条約を結び、慰安婦、徴用工等の問題は解決済み
とした朴正煕大統領はその賠償金を駆使して漢江の奇跡と言われる
経済発展を見事に成し遂げました。
しかし、そののち当の本人は暗殺されてしまいました。
現在の文在寅大統領および与党候補のイジェミョン氏などはその人物を
民主主義に対して専制政治と位置づけ歴史的に評価しない立場を取って
います。
そのことが現在の韓国の与野党の駆け引きとなって国民を2分し、
60,70代は保守、40,50代は進歩という年代別の支持者層となって
表れてきました。そこで両陣営が支持拡大に力を入れたのが20,30代
なのですが、与野党ともにその心をつかむことができずにいました。
中央選挙管理委員会もマスコミも世論調査会社も許京寧大統領候補が
ニュースに出る時は詐欺師、誇大表現ということで相手にしない方法で
昨年12月初めには第3位の支持率、好感度率を記録していたにも拘らず
世論調査では4位、5位の候補まで名前を上げながらホキョンヨン候補は
「その他の候補」として明記しない方法で世論調査から外しての報道が
繰り返されてきました。そのことに対して熱狂的なホキョンヨン候補の
支持者たちが度が過ぎた抗議行動を起こしてニュースに出てきました。
そのような中で、『国家革命党許京寧大統領候補、朴正煕大統領遺業継承
大統領候補招待懇談会』という行事が、本日執り行われました。
このことは、昨年末に釈放された朴槿恵前大統領(朴正煕大統領の娘)の
応援部隊全体を支持に回すことであり、日韓関係においてはこれ以上謝罪
謝罪と求めてくることはない大統領候補であることの裏返しであります。
尹錫悦候補の方が李在明候補よりはましだ。という理論では解決できない
日韓関係の唯一の解決能力の持ち主であるということができます。
3月9日までますます韓国から目が離せません。
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